相場の考察【下落開始か?どこまで下がるか?】2022/1/19

株式投資
スポンサーリンク

今の相場について考察します。

ひとつの意見としてご参考までに。

 

目次

スポンサーリンク

S&P500

現状の確認

1/3の最高値から下落継続し、一度1/10から1/12まではリバウンドがありましたが、1/12の十字線を境目に再び下落に転じました。

1/19時点で最高値から-4.5%まで下落しました。

 

この下げの理由として、利上げスピード加速の懸念、消費の減速などが原因と考えられています。

現在は以下の様になっています。

 

ボリンジャーバンド:-2σタッチ

ボリンジャーバンドの幅:拡大開始

RSI:38.23

RSIの向き:下向き

50日移動平均線の向き:横向き

50日移動平均線より:下で推移

出典:Trading View

 

私の考え

ボリンジャーバンドが拡大した状態で下落しているためバンドウォークの下落が起きる可能性があります。

直近の下値の目処として4500ポイントをみるのが妥当でしょう。

仮に上に上昇しても、下値を結んだトレンドラインの4650ポイント付近、もみ合いがあった4725ポイント付近がひとつの抵抗線として機能すると考えられます。

 

 

日経

現状の確認

1/19に-2.8%をつける大陰線となりました。

12/3,12/20につけた安値よりも低い終値となりました。

これにより、9月から開始された三角持ち合いを下にブレイクしました。

 

現在は以下の様になっています。

 

ボリンジャーバンド:-3σタッチ

RSI:36.80

RSIの向き:下向き

5日移動平均線の向き:下向き

25日移動平均線の向き:上向き

移動平均線より:下

空売り比率:48.6%

騰落レシオ(6日):54.65

騰落レシオ(25日):85.93

出典:株探

私の考え

短期で一気に下がりましたので、明日リバウンドが入る可能性が大きいです。

しかし、三角持ち合いをブレイクした状態なので、今回の下げをダマシとするためには、再び三角持ち合いの中に入る必要があります。

それには、終値で28000円近くまで戻る必要があります。

 

逆に、終値で28000円近くまで戻らなければ、下落が継続すると考えられます。

下値の目処は少なくても27000円まではあるとみるのが無難です。

 

今回の下げでは、後場に一気に売りが加速した現象がありました。

出典:株探

これは、日銀のETF買いを防ぐためだったと推測されます。(日銀は前場で一定以上の下落がないと後場で買わないため)

つまり、前場の安値である27740円付近から無理やり下げさせられたというのが今回の現象です。

この強制的な下げによる買い戻しがあると思いますが、まだ27740円から離れきっていないため、下げが続くのではないかというのが自分の考えです。

 

ちなみに、マーケットカレンダーによると、1/20,21の勝率は45%、39%だそうです。

 

まとめ:米国株、日本株ともにもみ合い相場の中の下落中

米国株、日本株ともに下落展開となりました。

ここからは安易に上昇したからと飛びつくのは危険ですので、しっかり底堅いのを確認してから入りましょう。

V字回復はめったに起きないですよ。

 

ちなみに、リバウンドが再開しても資金がグロースにすべて戻るかは怪しいところがあります。

長期金利の上昇、セクターローテーションなどについて、今後しっかり勉強して投資していきましょう。

 

 

この1冊でテクニカル分析のすべてをマスターできる!世界的権威が著したテクニカル分析の決定版!テクニカル分析の教科書――『投資苑』を超える圧倒的実例<目で見てよくわかる<チャート400以上掲載>

ではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました