今の相場について考察します。
あくまで私個人の考えなので鵜呑みにせず、ご参考までに。
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S&P500はFOMCイベント通過後一時上がったが...
S&P500はFOMCのイベント通過後反転上昇しましたが、そのご下落し、金曜には大きな出来高を伴って下落しました。
通過後の上昇は空売りの買い戻しによるものだと推測され、金曜の出来高の急騰は米国のSQが絡んでいるからだと考えられます。
下落は一時50日移動平均線をブレイクしかけましたが、その後上昇し、陰線にはなりましたが50日移動平均線の上で終えることができました。

出典:Trading View
現在はFOMC通過後も上にも下にもいける難しい局面となりました。
50移動平均線をブレイクされるかどうかに注目です。
仮に50日移動平均線を割り込んだら、下落トレンドが発生する可能性があるので要注意です。
また、金曜日が出来高を伴った下落でしたので、ここで膿を出せたとすれば、月曜以降に大きな陽線が出る可能性があるので注目です。
可能であればボリンジャーバンドの+1σ、最高値をブレイクしたのを確認してから上昇相場に乗りたいところです。
日経はバンドが下向きで弱い相場へ
日経は16日に28600円まで窓を開けて上昇しましたが、その後下落し28500円近くまで下落しました。
現在はボリンジャーバンドの-1σの上で推移しており、バンドも下向きとなっているので、下への圧力が大きい状態です。
現在は上値の切り下げ、下値の切り上げの三角持ち合いになっているため、典型的なレンジ相場となります。
この三角持ち合いをブレイクしたときがトレンドの発生と考えられますので、そこに追随する準備が必要になります。

出典:株探
ただ、現在は日本株は上で買い向かう人が海外の機関投資家くらいしかいないため、上に上昇したとしてもどこで止まるかを意識したエントリーが必要になります。
そこを注意して見ていきましょう。
手法のひとつとして、移動平均線がゴールデンクロス・デッドクロスしてトレンドが形成されたかを確認するのが良いでしょう。
まとめ:米国、日本株ともに次の相場サイクルを意識すべき局面
米国株、日本株ともにどちらに動くか予想しにくい展開となりました。
ただ、現在は膠着状態が続いており、日柄的にもそろそろ動き始める頃合いなので、その後のトレンドに追随するのが良いでしょう。
また、12月ということで年末に向けた利益だし、損だし、相場サイクルを考えた機関投資家の銘柄入れ替え等が発生します。
ここからは来年の景気拡大、後退を意識した投資を考える必要があります。
金利がどう動くか、どのセクターが強くなるか、弱くなるかを考える必要が出てきます。
しっかり勉強して投資していきましょう。
これらについて知りたい方は「相場サイクルの見分け方」がオススメな理由で紹介した本を読むことをオススメします。
また、テクニカル分析の知識を身につけてみたい方は下の本で勉強するのがオススメです。
ではまた。
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