相場の考察【FOMC後にどう動くか?上昇時と下落時の予想】2021/12/15

株式投資
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今の相場について考察します。

あくまで私個人の考えなので鵜呑みにせず、ご参考までに。

 

目次

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S&P500は最高値更新後に再度下落して中立へ

S&P500は最高値更新をしましたが、その後下落し、上にも下にも行ける中立な状態となりました。

FOMC前なので警戒感が出ているのが見て取れます。

 

現在S&P500はボリンジャーバンドバンドが横になっている状態なので、完全なレンジ相場の最中だと言えます。また、バンド幅も狭まっていないため、上下に大きく揺さぶられ得る状況です(バンドウォークについて知りたい方は【応用編】ボリンジャーバンドの利用例【順張り、逆張り時の本当の使い方】の記事を読んでみてください)

 

出典:Trading View

今の注目点はFOMCです。

利上げが早くなるのか、インフレが一時的というのは違うのか、それなのに金利が低いのはなぜなのか、こういった疑問が解決されるか注目です。

 

今後の動きとしては上昇、下落方向のどちらかに動くと考えられます。

上昇の場合は、そのまま最高値を更新する流れになると考えられます。

また、仮に一時的に下げても50日移動平均線か直近の安値までとなる可能性が大きいです。

一方下落の場合は、50日移動平均線を割り込み、少なくとも以前の底となった4310ポイントまで下落することが考えられます。

また、仮に一時的に上げても50日移動平均線が上値抵抗線を確認して再度下落する可能性が大きいです。

 

いずれにせよ、今回のFOMCでトレンドが現れると考えられますので、それに追随する形で動くことをオススメします。

日経はバンドが下向きで弱い相場へ

日経は28900円まで上昇しましたが、その後下落し28500円割れまで下落しました。

現在はボリンジャーバンドの-1σの上で推移しており、バンドも下向きとなっているので、下への圧力が大きい状態です。

現在は上値の切り下げも起きている状況なので、仮に上昇トレンドに向かおうとしても一旦はヨコヨコの動きが生じることが予想されます。

そのため、一旦ヨコヨコの動きになってから買いに向かうか、底値付近である27500円付近で買い下がるのが良いでしょう。

出典:株探

まとめ:米国、日本株ともにFOMC後の値動きに注目

米国株、日本株ともにどちらに動くか予想しにくい展開となりました。

もうすぐFOMCがありますので、その後のトレンドに追随するのが良いでしょう。

今回はインフレ、金利等の読み合いが難しい状況なので、下手にスケベ買いをすると一気に下に叩き落される可能性があるので注意が必要です。

焦らず相場を見ていきましょう。

常に勝負する必要はなく、勝てる相場になるまで待つのが精神的にも楽で良いです。

大事なのは負けないこと、生き残ることですので、お間違えのないように。

 

上記で述べたようなテクニカル分析の知識を身につけてみたい方は下の本で勉強するのがオススメです。

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ではまた。

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