相場の考察【利上げ早期化の観測で日米共に調整基調か】2021/11/24

株式投資
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今の相場について考察します。

あくまで私個人の考えなので鵜呑みにせず、ご参考までに。

 

目次

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S&P500は上値重い展開か

S&P500は前回の話の通り、ダブルトップを形成する形になり、弱気サイン発生となりました。

パウエル議長が続投というニュースが出て、一度は上方向に行きましたが、利上げが早まるという観測から長期金利上昇し、株価にマイナスとなりました

特に、長期金利に敏感に反応するハイパーグロース株の売りが強烈なものとなりました。

今後は4640ポイント付近を最初の下値目処になると考えられます。

さらにその下になると、4540-4550ポイント付近を試す下落が考えられます。

出典:Trading View

一方、週足では、前回記載した予想通り、+2σから離れることになりました。

下落が起きたと言え、まだ高値付近で上昇トレンドにいるのは確かなので、時間分散で投資するのがオススメです。

さらに次のイベントとして、米債務上限問題、12月にテーパリングの加速が議題に出る可能性という話があるので注意が必要です。

出典:Trading View

日経は短期下落方向か

日経は今日一気に下落し、下値切り上げのサポートラインと25日移動平均線を割り込む形となりました。

これにより明日も下落が続く場合、次の下値目処として29000円付近が想定される展開となりました。

現在はボリンジャーバンドが狭まっている状況なので、レンジ相場となっています。

そのため、投資タイミングが難しい状況なので、トレンドが発生してレンジ幅が広がってから相場に乗る、というのがより安全で確実な方法となるでしょう。

出典:株探

まとめ:米国株、日本株ともに今週は嫌な相場

日本株、米国株ともに今週はヒヤヒヤさせられる相場が続くと考えられます。

米国株は上昇スピードにブレーキがかかりました。

日本株は下値切り上げをブレイクし、下げ目線がでました。

特に日本株はレンジ相場となっているので、75日移動平均線などのサポートラインに注意して見る必要があります。

 

今後についてですが、来年の春以降は厳しい相場が来ると予想されるので、今のうちに良い銘柄を選別する必要があると思います。

 

ではまた。

 

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