相場の考察【ハロウィン効果のアノマリーの準備】2021/10/27

株式投資
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今の相場について考察します。

あくまで私個人の考えなので鵜呑みにせず、ご参考までに。

 

目次

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S&P500は上昇速度鈍化か

S&P500は新高値を更新中ですが、上昇速度は鈍化しています。

今まではボリンジャーバンドの+2σに沿った形で上昇していましたが、ここ数日は離れてきています。

上昇反転を開始してから5%以上急上昇しているので、以前からお話した通り、上昇は一服してきたように感じます。

ここから米国株も機関投資家によるリバランスで発生する月末売りの可能性があるので注意が必要になります。

また、来週はFOMCの会合があるので、ここらでテーパリング後の動向を注視するということで様子見ムードが生じるでしょう。

さらに、主要会社の決算もだんだんと揃ってきたので、相場の格言である「理想買い、現実売り」が生じる可能性もあります。

出典:Trading View

 

しかしながら、基本的には以前書いた内容通り、強気で向かうのが良いでしょう。

10月末なので「ハロウィン効果」というアノマリーもあるので、一気に強気に転じるかに注目です。

下落時の目安としては、直近高値の4540ポイント付近を死守できるかでしょう。

アノマリーについて知らない方は、アノマリー投資という本があるので読むことをオススメします。

いかなるときでも、株式市場の方向性を予測するのは、不可能とは言えなくとも大変難しいものだ。しかし、市場に明確で予測できる周期的なパターンがあることもまた事実である。簡潔で良識ある指針を示す本書では、過去50年にわたって開発と洗練を重ねて、時の試練に耐えてきた最高の指標やパターン、季節性をまとめている。また、経済の長期的な好況と不況のサイクルを説明するだけでなく、1年のうちでトレードに最適な時間や日、週、月を含めて、短期的な傾向も取り上げているほか、85%以上の期間で市場に勝つと証明された、実行しやすい戦略の使い方を示す。

日本株は日経が25日移動平均線にサポートの形へ変化?

日本株は上下に振り回される局面になっています。

以前と違う状況として、75日移動平均線にサポートされていたのが、25日移動平均線にサポートされる形へと変化しました。これは、今日の下ヒゲがそのように見える形となったからです。

25日移動平均線に本当にサポートされているかは明日以降の値動きに注目ですが、現状として下値切り上げが生じているので、相場は弱くないと考えられます。

出典:株探

 

日本株も「ハロウィン効果」というアノマリーがあるので、今後に注目です。

さらに、総選挙と月末売りのアノマリーがあるので、29日の引けで買ってみるというのも一つの手ではないでしょうか。

 

まとめ:日本株、米国株ともにハロウィン効果を狙う準備か

日本株、米国株ともに調整が入りましたが、日柄的な調整の要素が大きいでしょう。

今後も上方向を見ながら投資をするフェーズといえるでしょう。

また、今週末はハロウィン効果のアノマリー投資のチャンスなので要注目です。

 

今後の予定として、今週、来週は米国では決算発表が集中し、来週はFOMCがあります。

日本では今週に選挙もあるので要注目です。

 

 

ではまた。

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