相場の考察【FRB議長発言で米国株は下落か】2021/10/24

投資の勉強
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今の相場について考察します。

あくまで私個人の考えなので鵜呑みにせず、ご参考までに。

 

目次

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S&P500は8日ぶりの反落、原因はパウエル議長発言とのことだが

S&P500は新高値を更新しましたが、8日ぶりに反落しました。

これはブルームバーグの記事によると、パウエル議長がテーパリングの前向きな発言、インフレに関して懸念している内容の発言をしたからと言われています。

しかしながら、テーパリングやインフレの内容は事前に予想されていたことなので、この発言が理由というよりは、今まで連続上昇していたから一服した、と見ています。

実際に、前回で説明したように、今までもRSI=66付近から一旦調整する可能性の方が大きかったので、今回もそれが当てはまったと考えるのが妥当でしょう。

今週の米国は166社のSP500指数採用銘柄のうち166社が決算発表を控えているので、決算内容に要注目です。

出典:Trading View

 

また、例年11月以降は米国株は強いというアノマリーがあるので、今後も上昇目線で捉えるといいでしょう。

このままボリンジャーバンドの+1,2σの中でのバンドウォークの上昇が継続できるかに注目です。

因みに、アノマリーについて知らない方は、アノマリー投資という本があるので読むことをオススメします。相場の強い月、弱い月のアノマリーが記載されているので、利益を得るため(損をしないため)に知っておくといいでしょう。投資成績が格段に良くなります。

いかなるときでも、株式市場の方向性を予測するのは、不可能とは言えなくとも大変難しいものだ。しかし、市場に明確で予測できる周期的なパターンがあることもまた事実である。簡潔で良識ある指針を示す本書では、過去50年にわたって開発と洗練を重ねて、時の試練に耐えてきた最高の指標やパターン、季節性をまとめている。また、経済の長期的な好況と不況のサイクルを説明するだけでなく、1年のうちでトレードに最適な時間や日、週、月を含めて、短期的な傾向も取り上げているほか、85%以上の期間で市場に勝つと証明された、実行しやすい戦略の使い方を示す。

 

日本株は日経が75日移動平均線にサポートされている

日本株は今週前半は先週に引き続き上昇しましたが、後半は一転して下落に転じました。

しかしながら、22日金曜は75日移動平均線近くからスタートして陽線で終わりました。

そのため、75日移動平均線がサポートとして機能したことになります。

これがダマシかどうか判断するためには、明日以降の値動きをチェックする必要があります。

もしこのまま上昇すれば、日経は下値の切り上げとなりますので、ゆくゆくは上昇トレンドに発展する可能性があります。

一方で、今回がダマシでサポートを割り込む場合は、8/12につけた28300円付近を試す可能性があります。

出典:株探

 

今では上下どちらに行くか判断しづらいので、様子見が無難でしょう。

また、今週は選挙がありますが、自民党が圧勝という状況ではないため、波乱が続く可能性があります。

仮に自民党が敗れば、民主党政権時代のように株価が低迷する可能性がありますので、選挙動向も注視する必要があるでしょう。

 

まとめ:日本株、米国株ともに上方向は続くか

日本株、米国株ともに調整が入りましたが、日柄的な調整の要素が大きいでしょう。

今後も上方向を見ながら投資をするフェーズといえるでしょう。

今後の予定として、今週、来週は米国では決算発表が集中し、来週はFOMCがあります。

また日本では今週に選挙があります。

この結果次第では市場が少し荒れる可能性があるので、注意深く観察していきましょう。

 

また、天然ガス、原油も一旦落ち着きを見せましたが、再び上昇する兆しが見え隠れしています。

今後需要が増えることを考えると、警戒しておく必要があるでしょう。

 

 

ではまた。

 

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