今の相場について考察します。
あくまで私個人の考えなので鵜呑みにせず、ご参考までに。
目次
S&P500は50日移動平均線を突破
米国株は10/14、15と2日連続で急騰しました。
この急騰を受けて、S&P500は50日移動平均線を上にブレイクしました。
今まで上値抵抗線として機能していた50日移動平均線を超えたということから、これは上昇転換のシグナルと捉えることができます。
さらに、このブレイクに対しては、多少ですが出来高を伴ってのブレイクになりましたので、信ぴょう性はあると見れます。
また、売られすぎ、買われすぎを表すRSIのグラフ(下の紫線)を見ると、30近辺から一転して上昇していたのが見て取れます。
過去の推移を見ると、だいたいRSI=30付近で反転しているのが分かるので、ここから上昇が開始したと考えるのは妥当といえるでしょう。
私は目の前のイベントに注目しすぎてRSIに注目できていなかったので、底入れのシグナルを見落としていました。今後への反省点です。

出典:Trading View
次の目標として、最高値をブレイクできるかどうかが焦点になるでしょう。
日本株も日経が75日移動平均線を突破
日本株を見ると、日経が75日移動平均線をブレイクしました。
数日前は75日移動平均線が上値抵抗線になっていましたが、ブレイクしたので一旦は強気と見るのが妥当でしょう。
ただし、日本株の方は出来高が急騰しているというわけでもないので、信ぴょう性は少し欠けるとも言えます。
別の観点では、5日移動平均線と75日移動平均線に注目すると、ゴールデンクロスを開始し始めているので、上昇トレンドの兆しが表れていると言えます。
さらに、RSIに注目すると、過去の下落では概ね30付近が底入れのサインでした。
今回の10/6の下落は20を下回る下落で異常値でしたので、10/6で底入れして急激なリバウンドが開始したと言えます。

出典:株探
今回の上昇が騙しでなければ、次の目標として、過去の山である29500円付近をブレイクできるかが焦点になるでしょう。
まとめ:日本株、米国株ともに底入れは終了か
日本株、米国株ともに調整局面は脱した可能性があります。
次は高値を抜けるかが勝負となるでしょう。
相場の強さとしては、米国株の方が強気と見ることができるでしょう。
もちろん、一本調子で上昇しない可能性もありますので、ある程度上下しながら上値を試すのでは無いでしょうか。
特に、ここ数日の急騰がありますので、少し下落する心持ちは持っておくといいのではないでしょうか。
ではまた。
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