相場の考察【上昇転換開始シグナルの確認:移動平均線とRSI】2021/10/17

株式投資
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今の相場について考察します。

あくまで私個人の考えなので鵜呑みにせず、ご参考までに。

 

目次

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S&P500は50日移動平均線を突破

米国株は10/14、15と2日連続で急騰しました。

この急騰を受けて、S&P500は50日移動平均線を上にブレイクしました。

今まで上値抵抗線として機能していた50日移動平均線を超えたということから、これは上昇転換のシグナルと捉えることができます。

さらに、このブレイクに対しては、多少ですが出来高を伴ってのブレイクになりましたので、信ぴょう性はあると見れます。

また、売られすぎ、買われすぎを表すRSIのグラフ(下の紫線)を見ると、30近辺から一転して上昇していたのが見て取れます。

過去の推移を見ると、だいたいRSI=30付近で反転しているのが分かるので、ここから上昇が開始したと考えるのは妥当といえるでしょう。

私は目の前のイベントに注目しすぎてRSIに注目できていなかったので、底入れのシグナルを見落としていました。今後への反省点です。

出典:Trading View

 

次の目標として、最高値をブレイクできるかどうかが焦点になるでしょう。

 

日本株も日経が75日移動平均線を突破

日本株を見ると、日経が75日移動平均線をブレイクしました。

数日前は75日移動平均線が上値抵抗線になっていましたが、ブレイクしたので一旦は強気と見るのが妥当でしょう。

ただし、日本株の方は出来高が急騰しているというわけでもないので、信ぴょう性は少し欠けるとも言えます。

別の観点では、5日移動平均線と75日移動平均線に注目すると、ゴールデンクロスを開始し始めているので、上昇トレンドの兆しが表れていると言えます。

さらに、RSIに注目すると、過去の下落では概ね30付近が底入れのサインでした。

今回の10/6の下落は20を下回る下落で異常値でしたので、10/6で底入れして急激なリバウンドが開始したと言えます。

出典:株探

 

今回の上昇が騙しでなければ、次の目標として、過去の山である29500円付近をブレイクできるかが焦点になるでしょう。

 

まとめ:日本株、米国株ともに底入れは終了か

日本株、米国株ともに調整局面は脱した可能性があります。

次は高値を抜けるかが勝負となるでしょう。

相場の強さとしては、米国株の方が強気と見ることができるでしょう。

もちろん、一本調子で上昇しない可能性もありますので、ある程度上下しながら上値を試すのでは無いでしょうか。

特に、ここ数日の急騰がありますので、少し下落する心持ちは持っておくといいのではないでしょうか。

 

ではまた。

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