今の相場について考察します。
あくまで私個人の考えなので鵜呑みにせず、ご参考までに。
目次
日本株は急騰したものの続かず
日本株は10/8、11と2日連続で急騰しました。
しかし、この上昇は続かず、12,13日と続けて下落しました。
特に日経平均は25日移動平均線、ボリンジャーバンド-1σが抵抗線となる形になりました。
基本的にボリンジャーバンド-1σを脱出できなかったので、この下落傾向が続くと予想されます。
もちろん、9月の急騰の続きと考えることも可能ではあります。
しかしながら、この場合は上値付近で横ばいか、下落でも悪くて上昇分の半分くらいで終えるべきと考えられます。
今回はいわゆる「全戻し」という現象なので、弱気の見方が妥当といえます。
そのため、私は短期で弱気の見方をとっています。
今後は選挙相場に突入できるか
日本におけるイベントとして、総選挙があります。
14日に解散、31日投開票となります。
こちらのグラフを見ると、自民党が過半数がとれるとき、選挙の後で日経は上昇することがわかります。
これは安定した政治が行われることが期待されるからです。
今回も過半数が取れる可能性が高いので、11月以降日本株は上昇すると考えられます。
現在は日本株は世界と比べてバリエーションが割安なので、上昇余地は十分にあると言えます。

出典:野村アセットマネジメント
ただし、選挙相場の数日前に上昇し、選挙直後は下落しやすいことも見て取れます。
今回、選挙数日前は月末になるので、月末アノマリーの売りが生じる可能性も考えられます。
安全策で言うと、数日前から選挙後数日にかけて投資をするのが良いと考えられます。
まとめ
日本株は11月以降は上昇すると思いますが、10月は下落の可能性が高いと考えられます。
選挙の数日前である10月最終週から選挙後の11月1週目にかけて時間分散で買うのが良いでしょう。
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