株式投資初心者のおすすめ本15選【何から勉強するか、手順と方法も教えます】

投資の勉強
スポンサーリンク

これから株式投資を始めようと考えていながら、何から勉強すればいいか悩んでいる方もいるかと思います。

私のおすすめの本15選と勉強手順、方法について解説します。

目次

スポンサーリンク

初級:投資の考え方、長期投資を学ぶ

投機(ギャンブル)と投資の違いを学ぶ

はじめに、投資=デイトレーダーと思っている方がいましたら、それは間違いです。一般に一日など短期間で株の売買をするのは投資ではなく投機、つまりギャンブルです。一方で数ヶ月、できれば数年以上長い期間をかけて株の売買をするのが投資と呼ばれています。大事なお金をギャンブルに使わないようにするためにも、まずは投資と投機の違いについて勉強するのが良いでしょう。これをわかりやすく解説しているのが「ビジネスエリートになるための 教養としての投資」です。農地を例にして初心者でもわかりやすく解説していたり、投資と投機の違いを表でまとめているでおすすめです。

 

 

投資の必要性、投資の考え方について学ぶ

投資がギャンブルじゃないと分かったら、次は投資をすればどのくらいのメリットがあるか、なぜ必要なのかを学ぶ必要があります。それについて詳しく書いているのが「元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法」です。これは元財務相、マッキンゼーで働いていた人が書いた本で、投資のロボアドバイザー「ウェルスナビ」を作った方でもあります。これを読めば、

  • 資産運用をいつ始めるべきかがわかる
  • 投資の大事な要素である「長期・分散・積立」が理解できる
  • どういった商品に投資すればよいかがわかる

ことになります。これを読んで「ウェルスナビ」に投資しよう、というのでもいいですし、自分なりにアレンジするのもいいでしょう。「ウェルスナビ」は自動で行ってくれるメリットがありますが、手数料が少し高め(それでも十分安い)ではあります。これは後で紹介する「敗者のゲーム」を読むと手数料の高さの影響がどのくらいかが理解できると思いますので、そちらを読んでから判断しても良いかもしれません。

 

 

投資先について学ぶ

株式市場にはトヨタやソニーなどの個別の会社に投資する「個別株投資」と、これら多数の上場企業を組み合わせてひとつの商品としている「投資信託」があります。(投資信託の中でも株式市場で売買できるETF(上場投資信託)という商品もありますが、ここではまとめて投資信託と言います)

始めは上の本で出てきた話の通り、投資信託に対して投資することがおすすめです。理由は、投資信託の方が個別株投資よりも低リスクだからです。個別株に投資すると、予想に反して業績が悪かったり、東芝や東電などのように思わぬ事態で暴落する可能性があります。一方で投資信託は複数の銘柄に投資することになるので、リスクが分散され、仮にそのような事態が1社現れても全体への影響が軽微になります。そのため、個別株よりも低リスクな投資信託が投資を始める方にはおすすめなのです。

その投資信託ですが、上場企業の平均をとって指数にしたもの(日経平均やTOPIXなど)に対して投資する「インデックス投資」と、そのインデックス投資よりも高いパフォーマンスを目指している「アクティブ投資」があります。

その「インデックス投資」と「アクティブ投資」でどちらが実際にパフォーマンスが良いかというと、実は「インデックス投資」の方が良いのです。その理由を詳細に書かれているのが「敗者のゲーム」という本です。この本はアクティブ投資がいかに難しいか、結果としてインデックス投資になぜ負けてしまうかを説明してくれています。この本を読んで、どういった投資信託に投資すべきかを勉強するのが良いでしょう。

 

 

 

投資の配分(長期と短期、中期)について学ぶ

初級の最後に、ここまで投資について理解できた方や、もう少し良いパフォーマンスを狙えないか考えている方は「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」を読んでみてください。これを読めば、長期で何も考えずに投資するよりも、少し短期、中期投資で市場の波に乗る方がパフォーマンスが上がるのだと理解できると思います。その他にも投資の考え方やこれから短期、中期投資をする際に参考になる内容が書かれているのでぜひおすすめです。

 

中級:短期、中期投資について学ぶ

ここからは短期、中期投資についてお話します。基本的には投資先はETFを考えてお話します。理由は、「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」で説明されてたようにETFは個別株よりも規模が大きい分、特定の人の意志が株価に反映されにくいからです。逆に言うと、全体の総意がきちんと反映されるのがETFなので、相場の流れが教科書的で読みやすいということです。まずはこのETFに対して投資を始めてみましょう。

テクニカル分析を学ぶ

長期投資では上の本でも説明があったように、いつ投資を始めるかは関係ありません。
しかし、ここから説明する短期、中期投資はいつ投資するかが大変重要になり下手をすれば「何に投資するか」よりも重要になります。
では、その買うタイミング、売るタイミングですが、参考になるのが「マーケットのテクニカル分析」です。
テクニカル分析の教科書とも呼ばれている本で、株価の抵抗線、支持線等の説明が詳細に記載されています。
投資家として必須の投資のタイミングに関する知識が盛り込まれているので、これから短期、中期投資を始める方は是非読んでみてください。

値段は高めですが、本気で投資を行う方に対しての必読書といえるほど素晴らしい本です。
投資でペイできるくらいの情報量は記載されています。

 
もし初心者で最初に高い本を買う勇気が無いという方は、株を買うなら最低限知っておきたい株価チャートの教科書」がオススメです。
情報量は減りますが、手頃な値段で手に入るのでテクニカル分析を始めたいという方はこちらを参考にするのも有りです。

投資家心理について学ぶ

意外と他の人は言わないなあ、と思いますが、私はこれはとても大切だと思います。
なぜなら、私はお金が減っていくことに恐怖を感じる人間だからです。
投資を始めると必ず損をする時がやってきますので、そのときの心理状況の陥り方などを事前に知っておくと、実際資金が減っていくときの対応が天と地ほど違ってきます。投資家がよく陥ることが書かれて教訓になる本として、「デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術」や「ニュートレーダー×リッチトレーダー完全プラス期待システム」があります。多くの投資家のあるあるネタ満載で読みごたえは十分あります。これらは個別株投資で書かれていますが、市場の空気感というのがチャートになって現れるので、上のテクニカル分析を一段と深く理解できる助けになります。

 

 

 

また、少し毛色は違いますが「インベスターZ」という漫画も投資の際の心理描写も表していますので、なかなか参考になると思います。また、投資家心理以外にも、投資の考え方、テクニカル分析やファンダメンタル分析、日系企業で頑張っている企業、日本のお金の考え方の過ちなど、読み応えは十分あります。

中級~:個別株投資を学ぶ

最後に個別株投資についてお話します。個別株はハイリスクですが、うまくいけばハイリターンを得られる投資先です。まずは中級の内容を理解した上で以下について学ぶと勝率が上がると思います。

投資すべき個別株について学ぶ

個別株を投資する上で欠かせないのが、こちらの「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」です。投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットの本で、彼のように世界の指折りの富豪になるための投資方法を学ぶには良い本といえます。

 

 

また、バフェットの投資方法をより詳細に説明しているのが「株式投資の未来 永続する会社が本当の利益をもたらす」です。とても分量がありますが、過去のITバブルを経たリターンなどについて詳細に書かれているので、個別株投資する方は必読の本です。

さらに、段々と決算書や決算説明会資料などもみることになると思いますので、「株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書」を読んでこの会社の利益の出し方は正常か、それとも一時金でかさまししているだけなのか、分かってくると思います。もっと会計的な視点で読んでみたいという方は「会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方」がおすすめです。クイズ形式になっていたり、事業戦略を紐解いていく内容になっており、会計を知らない人にもわかるようになっていてとてもおもしろいです。

 

 

個別株投資の勝つ方法について学ぶ

最後に、個別株には勝つ方法というものがいくつかあります。それを紹介している本が「オニールの成長株発掘法」「ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け」です。オニールの本は数百銘柄の過去のチャートを分析し、その中で株価が上昇した銘柄の特徴を抽出した本になっています。これを読むと、どういった株をどういったタイミングで買うのが良いかがわかります。ピーター・リンチの本はバフェットの本に近いですが、こちらはもっと身近な会社に注目すべきだということが書かれています。お宝の銘柄というのは有名企業だけでなく街中で売っている商品の会社に眠っていると教えてくれる本です。

 

オススメの本は?

この本の中で投資を本気で始める(個別株を購入する)という方は、「マーケットのテクニカル分析」と「オニールの成長株発掘法」は必ず読むと良いです。次点で「株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書」になります。

これらの本は投資のスタイルが後々変わっても通用する基礎の内容になりますので、一度読むことをオススメします。

初心者の方は損をしないことが大事なので、この本から損をしない方法、利益を出す方法を学んでみてください。

 

 

まとめ:これであなたも立派な投資家に

ここまで読んだ方は投資家として十分な知識があることでしょう。自身を持って大丈夫です。

ただ、投資でいちばん大事なものは知識よりも経験です。これまで得た経験、これから得る経験を一つずつ噛み締めながら次の投資に生かしてください。

 

少額で少しずつ投資を始めようと思う方はSBIネオモバイル証券LINE証券などがオススメです。

通常100株単位で購入する必要がありますが、この証券会社は1株単位で購入できるので、少額からでも始められます。

SBIネオモバイル証券 口座開設

 

LINE証券0714

 

投資で余裕のある人生を。

コメント

タイトルとURLをコピーしました