現在の日本株市場を見ていきます。
目次
日本市場は日銀会合後に急騰
日本株は日銀会合後に急騰しました。
これは、金融緩和解除を予想して空売りを仕掛けていた人達のショートカバー(買い戻し)が発生したためです。
12月の日銀からのサプライズから売りを仕掛けていた人達が、今回の会合後によって一気に押し寄せていると考えられます。
現に、日経は12月の急落水準を超えるまで急騰しました。
現在は過熱感
空売り比率は40~45%以内の水準を維持しています。
騰落レシオは高く、特に6日騰落レシオは過熱感があります。
先物手口は買い越しが続いています。
以上から、相場はまだ強いですが、過熱感があるため、ここからの値動きには注意が必要です。
高値の目処
日経は高値切り下げのトレンドが継続しており、直近では2022年9月の高値を超えられない状態が続いています。
直近のトレンドでは、27550、27800、28000円あたりが上限ラインになると考えられます。
これらの高値を超えるためには、何かしらの強いカタリストが必要になるでしょう。
一方で、ここから決算シーズンが開始されます。
円高による下方修正などが生じて下に行く可能性が高いため、あまり高値を追うことは避けたい状況です。
一方、想像以上に決算が良くて上に抜けても、来期見通しの雲行きがまだ不確定なので、こちらも高値を追い続けるにはなかなか難しいでしょう。
自信がないときは勝負しない。
以上。
【参考】
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